EXHIBITIONS

千四百年御聖忌記念特別展 聖徳太子

日出づる処の天子

2021.09.04 - 09.26, 2021.09.28 - 10.24

聖徳太子童形像・四臣像 室町時代 15世紀 大阪・四天王寺

遠江法橋筆 聖徳太子絵伝 第2幅 鎌倉時代 1323(元亨3) 大阪・四天王寺  画像提供=奈良国立博物館 重要文化財

聖徳太子二歳像(南無仏太子像) 鎌倉時代 13〜14世紀 京都・白毫寺 画像提供=神奈川県立金沢文庫 撮影=野久保昌良

四天王寺舞楽所用具 胡蝶のうち羽根・袍(羽根・重要文化財) 桃山〜江戸時代 16〜17世紀/(袍)2001(平成13)  大阪・四天王寺

鳳輦 江戸時代 17世紀および聖徳太子童形半跏像 2021(令和3) 大阪・四天王寺

 2022年は聖徳太子が没して1400年目となる節目の年。聖徳太子ゆかりの寺院では、聖霊会をはじめ太子の偉業を偲ぶ大規模な法会が催される。

 大阪市立美術館では、聖徳太子の没後100年にあわせ、その生涯をたどり、没後の聖徳太子信仰の広がりに焦点を当てた特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」を開催する。

 聖徳太子(574〜622)は、用明天皇の皇子として生まれた。推古天皇の摂政として十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など国家体制の確立に大きく貢献。同時に、大阪・四天王寺や奈良・法隆寺の創建に代表されるように仏教を篤く信奉し、現在まで続く日本仏教の礎を築いた。私たちに馴染みの深い聖徳太子だが、その生涯の事跡についてはあまり広くに知られていない。

「聖徳太子とは何か」という問いを解くべく、本展は太子生涯の事跡を描いた《太子絵伝》や成長する年齢ごとに表された《太子像》をはじめ、聖徳太子に関わる美術の全貌を、つねに聖徳太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺所蔵の作品を中心に紹介する(会期中、展示替えあり)。

 なお本展は大阪市立美術館での開催後、東京展としてサントリー美術館(2021年11月17日~2022年1月10日)へ巡回予定だ。