EXHIBITIONS
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」が東京国立博物館 平成館で開催。展覧会史上初めて、国宝《鳥獣戯画》全4巻の全場面が一挙に公開される。
国宝《鳥獣戯画》は、擬人化した動物たちや人々の営みを墨一色で躍動的に描いた作品。《鳥獣戯画》が伝わる京都の高山寺(こうさんじ)は奈良時代に創建されたのち、鎌倉時代の僧・明恵上人(みょうえしょうにん)によって再興され、いまも多くの文化財・美術品が伝来している。
高山寺は、2018年9月に近畿地方で猛威を振るった台風によって、境内の200本以上の大木が倒れ、建物が損壊。地盤が崩落するなど大きな被害を受け、復旧工事が進められている。
本展では、《鳥獣戯画》の甲・乙・丙・丁の全4巻の全場面を、会期を通じて一挙公開。また、かつて《鳥獣戯画》から分かれた「断簡」や、原本がすでに失われた場面をいまに伝える「模本」の数々も揃う。
さらに本展は、秘仏として通常非公開の重要文化財《明恵上人坐像》も展示。高山寺の選りすぐりの名宝によって、明恵上人の魅力や、信仰と美術にも迫る。
※特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月25日より臨時休館。6月1日から再開し、また会期を6月20日まで延長(開館時間は8:30~20:00まで、6月7日・6月14日も開館。ただし6月14日は13:00から)。詳細・最新情報は展覧会ウェブサイトへ。
国宝《鳥獣戯画》は、擬人化した動物たちや人々の営みを墨一色で躍動的に描いた作品。《鳥獣戯画》が伝わる京都の高山寺(こうさんじ)は奈良時代に創建されたのち、鎌倉時代の僧・明恵上人(みょうえしょうにん)によって再興され、いまも多くの文化財・美術品が伝来している。
高山寺は、2018年9月に近畿地方で猛威を振るった台風によって、境内の200本以上の大木が倒れ、建物が損壊。地盤が崩落するなど大きな被害を受け、復旧工事が進められている。
本展では、《鳥獣戯画》の甲・乙・丙・丁の全4巻の全場面を、会期を通じて一挙公開。また、かつて《鳥獣戯画》から分かれた「断簡」や、原本がすでに失われた場面をいまに伝える「模本」の数々も揃う。
さらに本展は、秘仏として通常非公開の重要文化財《明恵上人坐像》も展示。高山寺の選りすぐりの名宝によって、明恵上人の魅力や、信仰と美術にも迫る。
※特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月25日より臨時休館。6月1日から再開し、また会期を6月20日まで延長(開館時間は8:30~20:00まで、6月7日・6月14日も開館。ただし6月14日は13:00から)。詳細・最新情報は展覧会ウェブサイトへ。