EXHIBITIONS
青山悟「Everyday Art Market: Pop-up Store」
青山悟の個展「Everyday Art Market: Pop-up Store」がARTS ISOZAKIで開催される。
青山は1973年東京都生まれ。98年にロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を卒業後、2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い、近代化以降、変容し続ける人間性や労働の価値を問い続けながら、「刺繍」というメディアの枠を拡張させる作品を数々発表している。
2020年4月に国内で発令された緊急事態宣言の時期に、青山は作品制作を日々の営為としてとらえ「Everyday Art Market」と名づけたオンラインストアを開設。オンラインストアを発表の場に、ほぼ毎日新作を制作し、コロナ禍という非日常的な状況においてその姿勢には多くの賛同や反響が寄せられた。
また美術館などの公共文化施設でもその活動が制限されるなか、青山は水戸芸術館のフェイス・スタッフ(館の受付・監視業務を行うスタッフ)との継続的なワークショップを実施。刺繍表現を通じてスタッフの創造性や思考を刺激し、個々人が対外的に創造的な発信をすることを後押しする活動を続けている。
本展「Everyday Art Market: Pop-up Store」は、「Everyday Art Market」のポップアップ・ストアとしての展覧会。継続するコロナ禍において起きる様々な問題や事象を題材とした作品群は、現代社会の諸相を端的に示すとともに、いまの社会状況に対して、作品制作を通じて発信し続けることの大切さを伝える。
青山は1973年東京都生まれ。98年にロンドン・ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を卒業後、2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。工業用ミシンを用い、近代化以降、変容し続ける人間性や労働の価値を問い続けながら、「刺繍」というメディアの枠を拡張させる作品を数々発表している。
2020年4月に国内で発令された緊急事態宣言の時期に、青山は作品制作を日々の営為としてとらえ「Everyday Art Market」と名づけたオンラインストアを開設。オンラインストアを発表の場に、ほぼ毎日新作を制作し、コロナ禍という非日常的な状況においてその姿勢には多くの賛同や反響が寄せられた。
また美術館などの公共文化施設でもその活動が制限されるなか、青山は水戸芸術館のフェイス・スタッフ(館の受付・監視業務を行うスタッフ)との継続的なワークショップを実施。刺繍表現を通じてスタッフの創造性や思考を刺激し、個々人が対外的に創造的な発信をすることを後押しする活動を続けている。
本展「Everyday Art Market: Pop-up Store」は、「Everyday Art Market」のポップアップ・ストアとしての展覧会。継続するコロナ禍において起きる様々な問題や事象を題材とした作品群は、現代社会の諸相を端的に示すとともに、いまの社会状況に対して、作品制作を通じて発信し続けることの大切さを伝える。