EXHIBITIONS
伊東宣明 個展「されど、死ぬのはいつも他人ばかり」
アーティスト・伊東宣明の個展「されど、死ぬのは他人ばかり」がThe 5th Floorで開催される。
伊東は1981年奈良県生まれ。京都在住。「身体」「生/死」「精神」といった生きるうえで避けることのできない根源的なテーマを追求し、映像やインスタレーション作品を発表している。近年の個展に「フィクション / 人生で一番美しい」(WAITINGROOM、東京、2018)。グループ展に、「CANCER THE MECHANISM OF RESEMBLING」(EUKARYOTE、東京、2018)、「S-HOUSEミュージアム開館記念展」(S-HOUSEミュージアム、岡山、2016〜)などがある。
本展では、あらゆる出来事の不可逆性をテーマとする《時は戻らない》(2020)、作家が自身の肉体を分割し、再集積させる《蝋燭/切り花/眠り/煙》(2020)の新作2点を発表。加えて伊東の過去作より、芸術表現における物語論《フィクション》(2018)、不可視かつ実体のない「死」への接触を試みる《回想の遺体》(2010)風景の既視体験(デジャブ)と未視体験(ジャメヴュ)の隙間をテーマにした《0099》(2008)などを紹介する。
本展に寄せて、「『』(かっこ)つきの事象は人間がつくり出してきた『物語』である。そして、この諸『物語』の特徴は、内包される『時間』のあり方だ(ステートメントより)」と述べている伊東。本展の出展作はすベて通底して、儀式・制度化された事象を「脱鉤括弧する」手法を用い、「死と生」「自己」「時」といった根源的かつ非実体的なものをテーマとしている。
本展企画は、The 5th Floorキュレーターの高木遊。
伊東は1981年奈良県生まれ。京都在住。「身体」「生/死」「精神」といった生きるうえで避けることのできない根源的なテーマを追求し、映像やインスタレーション作品を発表している。近年の個展に「フィクション / 人生で一番美しい」(WAITINGROOM、東京、2018)。グループ展に、「CANCER THE MECHANISM OF RESEMBLING」(EUKARYOTE、東京、2018)、「S-HOUSEミュージアム開館記念展」(S-HOUSEミュージアム、岡山、2016〜)などがある。
本展では、あらゆる出来事の不可逆性をテーマとする《時は戻らない》(2020)、作家が自身の肉体を分割し、再集積させる《蝋燭/切り花/眠り/煙》(2020)の新作2点を発表。加えて伊東の過去作より、芸術表現における物語論《フィクション》(2018)、不可視かつ実体のない「死」への接触を試みる《回想の遺体》(2010)風景の既視体験(デジャブ)と未視体験(ジャメヴュ)の隙間をテーマにした《0099》(2008)などを紹介する。
本展に寄せて、「『』(かっこ)つきの事象は人間がつくり出してきた『物語』である。そして、この諸『物語』の特徴は、内包される『時間』のあり方だ(ステートメントより)」と述べている伊東。本展の出展作はすベて通底して、儀式・制度化された事象を「脱鉤括弧する」手法を用い、「死と生」「自己」「時」といった根源的かつ非実体的なものをテーマとしている。
本展企画は、The 5th Floorキュレーターの高木遊。