EXHIBITIONS
特別展
国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話
ベルリン国立博物館群は、先史時代から現代に至るまでの膨大なコレクションを擁する、世界的な規模と質を誇る博物館群。プロイセン王家歴代のコレクションを礎として1830年に最初の博物館が開館し、第二次世界大戦による建物の破損や作品の散逸、東西ドイツ分裂の時期を経て、1999年に5つの博物館が並ぶ「博物館島」がユネスコの世界文化遺産に登録された。
東京都江戸東京博物館で開催されている特別展「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」では、2009年に改修を終え、モダンな展示空間となったベルリン国立博物館群の「エジプト博物館」に収蔵される、古代エジプト・コレクションが来日する。
同館の古代エジプト・コレクションは、紀元前3千年頃の動物の彫像から、古代エジプトに終焉を告げたローマ皇帝の肖像まで、壮大なエジプト史を網羅し、世界でもっとも有名な女性像のひとつとして知られる「ネフェルティティの胸像」を所蔵。また、宗教改革によって個性的な芸術が生まれたアマルナ時代の所蔵品がとりわけ充実しているほか、6万点にものぼる膨大な数のパピルス・コレクションも特徴のひとつとなっている。
本展は「天地創造の神話」をテーマに、この古代エジプト・コレクションから約130点の名品を展示し、古代エジプト神話に焦点を当てた新たな趣向のエジプト展。「天地創造と神々の世界」「ファラオと宇宙の秩序」「死後の審判」の3章構成で、知られざる古代エジプトの神話の世界を解き明かす。
長さ4メートルを超える『タレメチュエンバステトの「死者の書」』や、テキストと図像による装飾が美しい「タイレトカプの人型木棺(外棺)」など、出品作のうち約100点が日本初公開となる。
東京都江戸東京博物館で開催されている特別展「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」では、2009年に改修を終え、モダンな展示空間となったベルリン国立博物館群の「エジプト博物館」に収蔵される、古代エジプト・コレクションが来日する。
同館の古代エジプト・コレクションは、紀元前3千年頃の動物の彫像から、古代エジプトに終焉を告げたローマ皇帝の肖像まで、壮大なエジプト史を網羅し、世界でもっとも有名な女性像のひとつとして知られる「ネフェルティティの胸像」を所蔵。また、宗教改革によって個性的な芸術が生まれたアマルナ時代の所蔵品がとりわけ充実しているほか、6万点にものぼる膨大な数のパピルス・コレクションも特徴のひとつとなっている。
本展は「天地創造の神話」をテーマに、この古代エジプト・コレクションから約130点の名品を展示し、古代エジプト神話に焦点を当てた新たな趣向のエジプト展。「天地創造と神々の世界」「ファラオと宇宙の秩序」「死後の審判」の3章構成で、知られざる古代エジプトの神話の世界を解き明かす。
長さ4メートルを超える『タレメチュエンバステトの「死者の書」』や、テキストと図像による装飾が美しい「タイレトカプの人型木棺(外棺)」など、出品作のうち約100点が日本初公開となる。