EXHIBITIONS

受贈記念

澄川喜一展

2020.09.10 - 11.30

澄川喜一 そりのあるかたち05 2005

澄川喜一 木霊 2007

 戦後の抽象彫刻のパイオニアとして、60年余り活動を続けてきた彫刻家・澄川喜一。東京藝術大学彫刻科で平櫛田中と菊池一雄に学び、1970年代より、木や石などの自然素材と対話する抽象彫刻のシリーズ「そりのあるかたち」を展開している。

 また、東京湾アクアライン川崎人工島「風の塔」や東京スカイツリー®のデザイン監修など、公共空間における作品も手がけている。

 今年、島根県芸術文化センター長も務める澄川の彫刻作品などが、島根県に寄贈されることが決定した。

 寄贈決定を記念し開催される本展では、寄贈される作品群から厳選して展示。初期の作例から、近作および資料が含まれ、その活動を振り返る重要な作品群が公開される。