EXHIBITIONS
JIZAI 満田晴穂展
昆虫や甲殻類などを、本物さながらに再現した「自在置物(じざいおきもの)」を手がける作家・満田晴穂の個展が開催される。
満田晴穂は1980年鳥取県生まれ。2002年に東京藝術大学美術学部工芸科に入学。授業の一環として実施された古美術研究旅行で、自在置物師・冨木宗行と出会い弟子入り。06年に東京藝術大学を卒業、08年に同大学美術研究科彫金研究室を修了し、自在置物作家として国内外で活動している。
「自在置物」とは、江戸末期〜明治にかけ、甲冑職人によってつくられた金属工芸品のこと。蛇や鳥、蟹や海老などの甲殻類、また龍といった架空の生きもの主なモチーフとして、外見を精巧に似せるだけでなく、体内の構造を本物のように再現し、実際に動かすこともできる。
対象に向けられた鋭い観察眼と緻密な手業で、本物と見紛う精巧な自在置物を生み出す満田。本展では、最新作を含め、過去2年間で制作された作品25点を発表する。
人気の高い外国産クワガタから、美術作品として採り上げられることの少ないマニアックな種類の虫まで。幅広いモチーフの自在置物を一度に鑑賞できる貴重な機会となる。
満田晴穂は1980年鳥取県生まれ。2002年に東京藝術大学美術学部工芸科に入学。授業の一環として実施された古美術研究旅行で、自在置物師・冨木宗行と出会い弟子入り。06年に東京藝術大学を卒業、08年に同大学美術研究科彫金研究室を修了し、自在置物作家として国内外で活動している。
「自在置物」とは、江戸末期〜明治にかけ、甲冑職人によってつくられた金属工芸品のこと。蛇や鳥、蟹や海老などの甲殻類、また龍といった架空の生きもの主なモチーフとして、外見を精巧に似せるだけでなく、体内の構造を本物のように再現し、実際に動かすこともできる。
対象に向けられた鋭い観察眼と緻密な手業で、本物と見紛う精巧な自在置物を生み出す満田。本展では、最新作を含め、過去2年間で制作された作品25点を発表する。
人気の高い外国産クワガタから、美術作品として採り上げられることの少ないマニアックな種類の虫まで。幅広いモチーフの自在置物を一度に鑑賞できる貴重な機会となる。