EXHIBITIONS

コレクション企画

LÉGER&ART DÉCO 100年前の未来

フェルナン・レジェ  鏡を持つ女性 1920

ルネ・ラリック 桑の実形栓付香水瓶 1920 原型制作

香水瓶「1925」 1925 ロジーヌ

ガラス化粧セット 1920-1940年代

 ポーラ美術館はテーマ展示「LÉGER&ART DÉCO (レジェ アンド アール・デコ) 100年前の未来」を開催。新たに収蔵し初公開となる、フェルナン・レジェの作品《鏡を持つ⼥性》をはじめ、関連する作品を展示している。

 レジェ(1881〜1955) はパブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックらとともに、20世紀を代表するキュビスムの巨匠とされるフランスの芸術家。いまから100年ほど前、パリで建築の製図工として働きながら絵画を学んだレジェは、機械に造形的な美を⾒出す「機械の美学」を基軸に、急激に産業化した同時代の風景を、製図や⼯業製品の⽣産技術を意識した新たな形式で描き出した。

 1920年に制作された《鏡を持つ⼥性》は、球や円筒形、直⽅体などの幾何学的なかたちが、⽩、⿊、⾚、⻘、⻩、緑⾊に塗られ、複雑に組み合わされた絵画作品。ポーラ美術館のコレクションにレジェの油彩作品が加わるのは今回が初めてとなる。

 本展では、《鏡を持つ⼥性》とともにレジェの短編映画『バレエ・メカニック』や版画作品を公開。レジェの作品テーマである「鏡を⾒る⼥性」に関連して、同時代にヨーロッパを席巻したアール・デコの装飾様式の手鏡や化粧道具のほか、同時期に活躍した工芸作家ルネ・ラリックのガラス香水瓶の名品も紹介する。