EXHIBITIONS

ヒストポリス:絶滅と再生

2020.04.10 - 05.24

やくしまるえつこ 私は人類 2016

ジャリラ・エッサイディ 2.6g 329m/s 2013

Synflux ゼノン 2020

 GYRE GALLERYとスクールデレック芸術社会学研究所の共同企画で、「人類の絶滅」をテーマとした展覧会が開催される。

 本展は、ゲスト・キュレーターに髙橋洋介(金沢21世紀美術館)を迎え、飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長/GYRE GALLERYディレクター)の監修のもと、パンデミックに起因する人間の絶滅の危機や、科学技術がはらむ危険性に向き合う。

 参加アーティストは、アーティスト兼プロデューサーとして「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰し、2017年には、音源と遺伝子組み換え微生物による作品《わたしは人類》でアルスエレクトロニカ・STARTSPRIZEグランプリを受賞したやくしまるえつこ、オランダのアイントホーフェンを拠点とするバイオテクノロジー企業「InspidereB.V.の」CEOであり、オマテリアルとバイオアートを専門とするアーティストでもあるジャリラ・エッサイディ。

 ファッションデザイナーの川崎和也、佐野虎太郎、リサーチエンジニアの清水快が主宰するスペキュラティヴファッション・ラボラトリ「Synflux」、バイオテクノロジーをテーマに、自然・社会・文化環境と人々の意識との関係を探索するゲオアグ・トレメル(BCL)、オーストラリア・パースを拠点とするアーティストで、生命科学の研究や学習、実践に特化した芸術研究機関「シンビオティカ」に所属するガイ・ベン=アリ、SFや科学哲学などを参照した立体作品を手がけ、人類が超えられない様々な制約を克服できるかを考察する須賀悠介の6組。

 本展「ヒストポリス:絶滅と再生」は、カオスのなかで変態する時代状況の一端を映し出し、参加アーティストの作品を通して、地球史における人類の存在理由と未来を展望する。