EXHIBITIONS

所蔵品展

ユベール・ロベール メレヴィル庭園の眺め 制作年不詳

モイーズ・キスリング ミモザとヒヤシンス 1946

エミール・ガレ ニオイアラセイトウ文花器 1900

 ヤマザキマザック美術館の絵画のコレクションは、ロココ時代を代表するヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダンらに始まり、新古典主義のアングル、ロマン主義を代表するドラクロワ、エコール・ド・パリの画家モディリアーニやキスリング、そして印象派のピカソまで、各時代を代表する作家の作品で構成されている。

 本展では、18世紀から20世紀にかけてのフランス美術300年の変遷を一望できる、同館のコレクションを一堂に展示する。

 また、工芸作品の展示室では、エミール・ガレやドーム兄弟ら、19世紀末にフランスを中心に花開いたアール・ヌーヴォーの工芸作品などを紹介する。ガラス作品のほか、同時代の家具も展示。ポール・アレクサンドル・デュマによるダイニングルームは、室内装飾一式のデザインが統一されており、当時の雰囲気を楽しみながら鑑賞することができる。