EXHIBITIONS
鈴木ヒラク「Before the Cypher」
”SILVER MARKER―Drawing as Excavating” 出版記念展
国内外で活躍するアーティスト・鈴木ヒラクの作品集『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』(HeHe)の出版記念展が「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。
鈴木は1978年宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修了。シドニーやサンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなど世界各地で滞在制作を展開。絵と言語、あるいは「描く」と「書く」の境界をテーマに、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなど様々な手法でドローイングの領域を拡張し続けている。
鈴木の新たな作品集『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』は、2010〜19年までの10年間のうちに制作した200点以上の作品図版を収録。裏表紙には、作家の直筆で1冊ずつ線(痕跡)が刻まれている。
本展では、同名作品集の刊行にあわせ、新作の平面作品約7点を発表するほか、石を素材に用いた壁画を公開。現在、東京都現代美術館の「MOT アニュアル 2019 Echo after Echo: 仮の声、新しい影」展(〜2月16日)に参加し、アニエスベー ギャラリー ブティックでも個展「Silver Marker and Some Stones」(~3月15日)を開催している鈴木の新たな展開に注目したい。
「シルバーのインクは、架空の銀塩写真の現像液なのかもしれない。それは過去ではなく、常に今を現像し続ける。」(鈴木ヒラク『シルバーマーカー』より)
鈴木は1978年宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修了。シドニーやサンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなど世界各地で滞在制作を展開。絵と言語、あるいは「描く」と「書く」の境界をテーマに、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなど様々な手法でドローイングの領域を拡張し続けている。
鈴木の新たな作品集『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』は、2010〜19年までの10年間のうちに制作した200点以上の作品図版を収録。裏表紙には、作家の直筆で1冊ずつ線(痕跡)が刻まれている。
本展では、同名作品集の刊行にあわせ、新作の平面作品約7点を発表するほか、石を素材に用いた壁画を公開。現在、東京都現代美術館の「MOT アニュアル 2019 Echo after Echo: 仮の声、新しい影」展(〜2月16日)に参加し、アニエスベー ギャラリー ブティックでも個展「Silver Marker and Some Stones」(~3月15日)を開催している鈴木の新たな展開に注目したい。
「シルバーのインクは、架空の銀塩写真の現像液なのかもしれない。それは過去ではなく、常に今を現像し続ける。」(鈴木ヒラク『シルバーマーカー』より)