EXHIBITIONS
鈴木ヒラク「Silver Marker and Some Stones」
アーティスト・鈴木ヒラクの10年間にわたるドローイングの軌跡を収めた作品集『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』の出版を記念した個展が開催。会場のアニエスベー ギャラリー ブティックにて、同名作品集が先行発売される。
鈴木は1978年生まれ。2008年東京藝術大学大学院修了後、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行う。16年より現代ドローイングの実践と研究のためのプラットフォーム「Drawing Tube」を主宰。ドローイングと言語との関係性を主題に、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなどから、ドローイングの概念を拡張するような制作活動を展開している。
今回刊行される『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』は、鈴木が直筆で、裏表紙に1冊ずつ線(痕跡)を刻んだ渾身の作品集。「ドローイング」を絵と言葉のあいだにある線の「発掘」行為ととらえ、多岐にわたる手法によってその可能性を拡張し続けている鈴木が、2010〜19年までに描いた平面作品や壁画から選りすぐった200点以上の図版がまとまって掲載されている。
本展では、同名作品集の先行発売にあわせ、漆黒の紙にシルバーマーカーとスプレーで描いた、光を放つような「Constellation」と「GENZO」のシリーズから、新作と日本未発表作品を展示。また、鈴木が19年秋にモンペリエの美術館 MOCO Panacée(フランス)にて初披露した、路上で拾った石からなる壁画が、ギャラリー空間に合わせたインスタレーションとして展開される。
鈴木は1978年生まれ。2008年東京藝術大学大学院修了後、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行う。16年より現代ドローイングの実践と研究のためのプラットフォーム「Drawing Tube」を主宰。ドローイングと言語との関係性を主題に、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなどから、ドローイングの概念を拡張するような制作活動を展開している。
今回刊行される『SILVER MARKER―Drawing as Excavating』は、鈴木が直筆で、裏表紙に1冊ずつ線(痕跡)を刻んだ渾身の作品集。「ドローイング」を絵と言葉のあいだにある線の「発掘」行為ととらえ、多岐にわたる手法によってその可能性を拡張し続けている鈴木が、2010〜19年までに描いた平面作品や壁画から選りすぐった200点以上の図版がまとまって掲載されている。
本展では、同名作品集の先行発売にあわせ、漆黒の紙にシルバーマーカーとスプレーで描いた、光を放つような「Constellation」と「GENZO」のシリーズから、新作と日本未発表作品を展示。また、鈴木が19年秋にモンペリエの美術館 MOCO Panacée(フランス)にて初披露した、路上で拾った石からなる壁画が、ギャラリー空間に合わせたインスタレーションとして展開される。