EXHIBITIONS

香港の不自由展

2020.01.27 - 02.15

Harcourt Romanticist

Childe Abaddon

Man Tsang

Kai Lan Egg

Pon Seed

 2019年の夏、台湾で起きた殺人事件をきっかけに、一般市民と政府の抗争が続く香港。政府の圧力に対して、香港人は抗争のなかで、デモ、集会、また音楽やパブリシティといった芸術的で創作的な方法によって権力者に「民主」という普遍的価値を追求する決心を示した。
 
 いっぽう日本では、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(2019年8月1日~10月14日)の企画展にて「表現の不自由展・その後」が開催。しかし開幕から3日後に公的機関によって中止に追い込まれ、その後再開されたものの、わずか7日間で企画展は終了した。

 Gallery Qでは、香港で起きていることの問題を日本人の問題としてとらえみるべく、本展「香港の不自由展」を開催。香港人の有志10名による絵画、立体、インスタレーション、ビデオ・ドキュメンタリーを展示し、表現することの自由ついて考える場とする。