EXHIBITIONS

開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」

2020.01.18 - 03.31

ヴァシリー・カンディンスキー 自らが輝く 1924 石橋財団アーティゾン美術館蔵(新収蔵作品)

メアリー・カサット 日光浴(浴後) 1901 石橋財団アーティゾン美術館蔵(新収蔵作品)

ピエール=オーギュスト・ルノワール すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢 1876 石橋財団アーティゾン美術館蔵

ウンベルト・ボッチョーニ 空間における連続性の唯一の形態 1913(1972年鋳造) 石橋財団アーティゾン美術館蔵(新収蔵作品)

青木繁 海の幸 1904 石橋財団アーティゾン美術館蔵 重要文化財

 アーティゾン美術館は、1952年に創設されたブリヂストン美術館を前身とし、館名変更を経て2020年1月に開館。「創造の体感」をコンセプトとするアーティゾン美術館は、旧美術館の約2倍の展示面積と最新機能を備え、これまでの西洋美術に加えて、古代美術や印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げ、美術の多彩な楽しみを提供していくという。

 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」は全展示室を用いて開催。美術館の休館中も作品収集に取り組んできた石橋財団コレクションのなかから、カンディンスキーやカサットなどの新収蔵作品を含む206点を2部構成で紹介する。

 第1部「アートをひろげる」では、近代から現代に至る東西の名品を一つの地平に並べ、時間、空間を超えた美術の風景を一望。続く第2部「アートをさぐる」では、「装飾」「古典」「原始」「異界」「聖俗」「記録」「幸福」の7つのテーマで、古今東西のアートを掘り下げる。

※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、3月2日〜3月16日まで休館。3月17日以降の予定は公式ウェブサイトまで。