EXHIBITIONS

日本画のテーマ

巨匠が愛した美

2019.12.01 - 2020.02.29

竹内栖鳳 雨霽(うせい) 左隻 昭和3(1928)年 足立美術館蔵

横山大観 神国日本 昭和17(1942)年 足立美術館蔵

川合玉堂 鵜飼 昭和6(1931)年 足立美術館蔵

富岡鉄斎 蓬莱仙境図 大正13(1924)年 足立美術館蔵

橋本関雪 玄猿図 昭和9(1934)年頃 足立美術館蔵

 四季折々の花や幽玄な風景、動物の愛らしい姿や身近な人物など、様々なテーマで描かれてきた日本画。画家たちはその時々で表現したい題材を取り上げるいっぽう、長い制作を続けるなかでひとつのテーマにこだわって繰り返し描くこともあった。

 例えば、横山大観は富士の画家といわれるほど生涯に多くの富士図を描き、川合玉堂は人の気配が感じられる素朴な農村風景を描写。また、中国の風物を多く描いた橋本関雪は、昭和期には一変して動物画を中心に発表した。

 本展では、近代日本画の巨匠たちが生涯で数多く描いたテーマに注目。画家たちの作品に対する思いをあわせて紹介しながら、ひとつのテーマにこだわった理由をひも解く。

 主な作家は、大観や玉堂、川端龍子、竹内栖鳳、富岡鉄斎、関雪など。近代の日本画壇において東西それぞれの場で活躍した巨匠たちの名品が一堂に会する。