EXHIBITIONS
美人画の雪月花 培広庵コレクションと益田玉城
女性像は、古くから多くの芸術家たちが取り組んだモチーフのひとつ。とりわけ日本画においては、独自の領域として「美人画」が確立され、数多くの作品が生み出されている。
美人画が一ジャンルとみなされるようになったのは明治時代とされており、その背景には女性の半身像や胸像を描いた浮世絵の人気が続いていたことや、新聞や雑誌の挿絵、絵葉書などで女性が盛んに描かれるようになったことがあった。以降、美人画は女性の姿とともに、その時代の風俗や日本の伝統美、四季などを取り入れながら様々に表現を変化させ、現在に至るまで多くの人々を魅了している。
培広庵(ばいこうあん)コレクションは、西の松園、東の清方と並び称される巨匠、上村松園と鏑木清方をはじめ、伊東深水や竹久夢二など、美人画の黄金期を築いた画家たちの作品による国内有数のコレクション。本展では、そのなかから厳選した約90点を四季に分けて展示するとともに、大正〜昭和時代にかけて活躍した都城市出身の日本画家・益田玉城(ますだ・ぎょくじょう)の美人画も紹介する。
美人画が一ジャンルとみなされるようになったのは明治時代とされており、その背景には女性の半身像や胸像を描いた浮世絵の人気が続いていたことや、新聞や雑誌の挿絵、絵葉書などで女性が盛んに描かれるようになったことがあった。以降、美人画は女性の姿とともに、その時代の風俗や日本の伝統美、四季などを取り入れながら様々に表現を変化させ、現在に至るまで多くの人々を魅了している。
培広庵(ばいこうあん)コレクションは、西の松園、東の清方と並び称される巨匠、上村松園と鏑木清方をはじめ、伊東深水や竹久夢二など、美人画の黄金期を築いた画家たちの作品による国内有数のコレクション。本展では、そのなかから厳選した約90点を四季に分けて展示するとともに、大正〜昭和時代にかけて活躍した都城市出身の日本画家・益田玉城(ますだ・ぎょくじょう)の美人画も紹介する。