EXHIBITIONS
石川直樹展「『島は、山。』island≒mountain」
石川直樹は、文化人類学や民俗学の領域に関心を持ち、日本や世界各地の辺境や都市を旅しながら作品を発表し続ける写真家。本展は、「陸と海が接する島はもともと山であり、山は島でもあるのではないか」という問いを出発点に、石川が10代の頃から関心を寄せ続けている鹿児島からアジアへと広がる島々の連なりを、写真によって見つめ直す。
主な出品作は、近年の写真シリーズや映像作品およそ100点。ユネスコの無形文化遺産に登録された来訪神行事を中心に、島々の祭祀儀礼を見つめ直すことによって、島と異界について考える「MAREBITO」、鹿児島から沖縄、そしてアジアへと広がっていく島の連なりをとらえ、既存のボーダーを超えた海のネットワークを明らかにする「ARCHIPELAGO」、地球の造山活動をヒマラヤの山々から想起していく「HIMALAYAS」などが展示される。
主な出品作は、近年の写真シリーズや映像作品およそ100点。ユネスコの無形文化遺産に登録された来訪神行事を中心に、島々の祭祀儀礼を見つめ直すことによって、島と異界について考える「MAREBITO」、鹿児島から沖縄、そしてアジアへと広がっていく島の連なりをとらえ、既存のボーダーを超えた海のネットワークを明らかにする「ARCHIPELAGO」、地球の造山活動をヒマラヤの山々から想起していく「HIMALAYAS」などが展示される。