EXHIBITIONS
パナソニック汐留美術館所蔵
ジョルジュ・ルオー展
サーカスの道化師や労働者、聖書の主題などをモチーフに独自の世界を描いた20世紀フランス絵画の巨匠ジョルジュ・ルオー。鮮やかな色彩と力強い黒の線を特徴としたそれまでにない造形や、人間が普遍的に抱く苦悩や哀しみに向き合い、生命の輝きを見つめ続けた作品は、時代や地域、宗教の違いを超えて人々の心を揺さぶる。
本展では、世界でも有数のルオー・コレクションで知られるパナソニック汐留美術館の所蔵作品から、油彩や版画など約100点を紹介。師であるギュスターヴ・モローの影響を大きく受けた初期作品《ゲッセマニ》から、深みのある画面に輝くような色彩がちりばめられた晩年の傑作《マドレーヌ》まで、60年以上にわたる画業をたどり、ルオー作品の魅力を明らかにする。
本展では、世界でも有数のルオー・コレクションで知られるパナソニック汐留美術館の所蔵作品から、油彩や版画など約100点を紹介。師であるギュスターヴ・モローの影響を大きく受けた初期作品《ゲッセマニ》から、深みのある画面に輝くような色彩がちりばめられた晩年の傑作《マドレーヌ》まで、60年以上にわたる画業をたどり、ルオー作品の魅力を明らかにする。