EXHIBITIONS
素描礼讃 岸田劉生と木村荘八
神秘的な写実画で知られる岸田劉生と、昭和期に洒脱な挿絵で独自の地位を築いた木村荘八。10代の頃に白馬会の画塾で出会った2人は、いち早くポスト印象派へ関心を向け、情熱的な色彩による作画の後に、素描の重要性に認識を深めて数々の秀作を描いた。
本展では、笠間日動美術館、うらわ美術館、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する岸田、木村の素描やペン画、淡彩画を中心に展示し、その魅力を紹介。また、互いに著名な父を持ち、銀座、日本橋両国という商業の中心地で生まれ育った岸田と木村の交流、2人の生きた東京の街にも注目する。
本展では、笠間日動美術館、うらわ美術館、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する岸田、木村の素描やペン画、淡彩画を中心に展示し、その魅力を紹介。また、互いに著名な父を持ち、銀座、日本橋両国という商業の中心地で生まれ育った岸田と木村の交流、2人の生きた東京の街にも注目する。