EXHIBITIONS

関口 光太郎 in BEPPU

トキハ別府店
2019.09.21 - 11.10

関口光太郎

関口光太郎によるプランドローイング《混浴へ参加するよう世界を導く自由な薬師如来》(仮)

関口光太郎 大人魚姫 2013 撮影=木暮伸也

 毎年、国際的に活躍するアーティスト1組を別府に招聘し、地域性を活かしたアートプロジェクトを実現する個展形式の芸術祭「in BEPPU」。4回目となる今年は、新聞紙とガムテープを用いた作品を展開する気鋭の若手作家・関口光太郎を迎える。

 関口は1983年生まれ、多摩美術大学彫刻科卒業。大学の卒業制作《瞬間寺院》がデザイナー・三宅一生の目に留まり、2008年、東京ミッドタウンにおける三宅の企画展「XXIc.-21世紀人」に最年少作家として参加。12年の作品《感性ネジ》で第15回岡本太郎現代芸術賞展太郎賞受賞を受賞した。現在は特別支援学校「旭出学園」で教員を務める傍ら、作品制作を行う。近年の展覧会に、「岡本太郎と今日の芸術」(アーツ前橋、群馬、2018)、「デザインあ」展(東京ミッドタウン、2013)などがある。

 別府や大分県の文化のリサーチで、磨崖仏など地質に影響された芸術が数多くあることが印象深かったという関口。これを経て本祭では、会期前から開催するワークショップによって成長し続ける市民参加型の大作《混浴へ参加するよう世界を導く自由な薬師如来》(仮)を発表する。

 多文化が共生する世界のイメージを起点とした同作品は、薬師如来像と世界各地の文化や動物をモチーフに取り入れ、およそ横幅15×奥行き25メートルの、関口にとって過去最大規模のスケールになる予定だ。

 また会期中には、美術評論家を招いたアーティストトークや、作家本人が講師となるワークショップなど複数のイベントも開催。詳細は、8月下旬に公式ウェブサイトにて公開される。