EXHIBITIONS

紙の上の建築展

2019.07.26 - 08.10

フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー  あの世との対話 1987 Ed.128 サインあり

 開廊以来、建築家たちが描いたドローイングや版画を紹介している、ときの忘れもの。優れた建築家は、人間の生きる空間をデザインする「アーティスト」だと考え、その空間に身を置くだけで人間の精神に刺激を与えるような空間を創造する人、実際に建築が実現しなくとも、そのような空間を夢想する人、そんな建築家たちの描いた作品を積極的に扱ってきた。

 今回は「紙の上の建築展」と題して、20世紀建築界の巨匠であり、リトグラフによる詩画集『直角の詩』など多くの版画も残したル・コルビュジエ、建築のみならず、思想、美術、デザイン、映画などの国際的な舞台で活躍する磯崎新、独学で建築を学び、斬新な建築プロジェクトを世界各地で展開する安藤忠雄のほか、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー、マイケル・グレイヴス、六角鬼丈の、建築家6名のドローイングや版画を展示する。