EXHIBITIONS
日本のアニメーション美術の創造者
山本二三展
〜天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女〜
日本を代表する背景画家・美術監督のひとりとして、精力的に活動を続ける山本二三。1953年、長崎・五島列島に生まれた山本は、テレビ・アニメーション『シートン動物記・くまの子ジャッキー』(1977)からアニメ制作に携わり、『未来少年コナン』(1978)で初めて美術監督に抜擢された。
その後、『天空の城ラピュタ』(1986)、野坂昭如原作・高畑勲監督による『火垂るの墓』(1988)、宮崎駿監督の『もののけ姫』(1997)、続いて筒井康隆原作・細田守監督の『時をかける少女』(2006)などの美術監督を担当。独自に学んだ印象派美術を下敷きとした、物語の実在しない空間の温度や空気感までも描き上げる緻密な仕事、そして卓越した水と雲の表現が、各方面から高い評価を受けている。
本展は、作者自らが選んだ手書きの背景画を中心に、スケッチやイメージボードなど、初期から最新作まで約220点を展示。名作アニメーションの記憶に残る場面を支える、背景画の魅力を伝える。
その後、『天空の城ラピュタ』(1986)、野坂昭如原作・高畑勲監督による『火垂るの墓』(1988)、宮崎駿監督の『もののけ姫』(1997)、続いて筒井康隆原作・細田守監督の『時をかける少女』(2006)などの美術監督を担当。独自に学んだ印象派美術を下敷きとした、物語の実在しない空間の温度や空気感までも描き上げる緻密な仕事、そして卓越した水と雲の表現が、各方面から高い評価を受けている。
本展は、作者自らが選んだ手書きの背景画を中心に、スケッチやイメージボードなど、初期から最新作まで約220点を展示。名作アニメーションの記憶に残る場面を支える、背景画の魅力を伝える。



