EXHIBITIONS

世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦

細見美術館|06.24 - 08.17

写真=松岡宏大

『水のいきもの(Waterlife)』 2011

『夜の木(The Night Life of Trees)』 2011

 インド南部のチェンナイを拠点とする出版社『タラブックス』。 1994年の設立以来、子供や大人向けにハンドメイド本やヴィジュアルブックの出版を中心に行ってきた。タラブックスが手がけるジャンルは、児童文学から写真、グラフィックノベル、芸術、美術教育までと多岐にわたっている。

 タラブックスは、ドイツの人々は各地に伝わる芸術を取り上げ、民俗画家たちの作品を初めて本にし、他に類を見ない試みを行ってきた。また、印刷や製本の方法に至るまで、編集者、作家、画家、デザイナーや印刷職人が意見を出し合うチームでの本づくりにこだわり、本のかたちの可能性を学び、追及し続けている。

 本展では、設立最初の絵本やゴンド族の作品を用いた代表作『夜の木』をはじめ、タラブックスのクリエイティブな本づくりを伝える原画や映像を公開。出版社としての社会的取り組みに注目し、美しい本の魅力に触れる。