EXHIBITIONS

キスリング

岡崎市美術博物館|07.26 - 09.15

キスリング カーテンの前の花束 1937 村内美術館蔵

キスリング レモンのある静物、緑の背景 1916 プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーヴ Petit Palais/Art Modern Foundation, Genève

キスリング 北イタリア、オルタ風景 1922 プティ・パレ美術館/近代美術財団、ジュネーヴ Petit Palais/Art Modern Foundation, Genève

 キスリングはポーランド生まれ、「エコール・ド・パリ」を代表する画家のひとり。1910年にパリに出て、初期の作品ではキュビスムに傾倒し、次第に主題を写実的なものへと変化させた。

 イタリアやフランドルの古典的な絵画に学び直したキスリングは、風景画、静物画、裸婦などにおいて独自のスタイルを確立。とくに肖像画において才気を発揮し、丁寧な筆致による写実表現と、静謐かつ官能的な作品を生み出した。その後、エコール・ド・パリの作家のなかでも比較的早い段階で成功を収め、また陽気な人柄から多くの人々に慕われた。

 本展は、キスリングの日本では12年ぶりとなる展覧会。肖像、花、風景、裸婦、静物など様々な主題の作品を中心に、これらの制作と展開を紹介しながら、キスリングの画業をたどる。