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富野由悠季の世界 ―ガンダム、イデオン、そして今

福岡市美術館|06.21 - 08.31

ガンダムGのレコンギスタ ©︎ 創通・サンライズ

©︎ 手塚プロダクション・東北新社 ©︎ 東北新社 ©︎ サンライズ ©︎ 創通・サンライズ ©︎ サンライズ・バンダイビジュアル・バンダイチャンネル ©︎ SUNRISE・BV・WOWOW

『機動戦士ガンダム』を生み出し、数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務めてきた富野由悠季。国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきたこれまでの仕事を回顧・検証する初の展覧会が開催される。

 富野は1941年神奈川県生まれ。手塚治虫が創設した「虫プロダクション」に64年に入社し、『鉄腕アトム』制作に携わって多くのエピソードを演出した。「虫プロダクション」を退職後、一時CM制作の仕事を受けるもアニメへの思いから現場復帰。貪欲に様々な作品の演出と絵コンテを担当し、「コンテ千本切りの富野」とまで評された。

 72年、手塚のマンガを原作としたアニメ『海のトリトン』で総監督デビュー。続いてサンライズ初のアニメ作品『無敵超人ザンボット3』(1977)の総監督・原作(鈴木良武との共同)を務め、ついに79年、代表作『機動戦士ガンダム』を世に送り出した。近未来を舞台に、戦争下のリアルな人間模様を描写した1作目から数々の「ガンダム」シリーズが続き、いまもアニメファンにとどまらず多大な影響力を持っている。

 本展では、活動初期から現在に至るまで、55年間にわたる富野の膨大な仕事を通覧する初めての試み。富野直筆の絵コンテや、共同したクリエーターらのデザイン画、原画、撮影に使われたセル画などの資料をもとに、これまで富野が監督してきた各作品の映像的特質を検証する。

 また、自らの作品世界を掘り下げた小説、主題歌などの作詞といった富野の多才ぶりにも注目。時代や人々に与えてきた影響、訴え続けたメッセージとは何かをひも解く。

 なお本展は2019〜20年にかけ日本全国6会場(兵庫県立美術館、島根県立石見美術館、青森県立美術館、富山県美術館、静岡県立美術館)へ巡回予定。