EXHIBITIONS

オープン・スペース 2019 別の見方で

梅田宏明 Holistic Strata Installation(参考図版) 2011(オズアジア・フェスティヴァル、アデレード、2016) © S20

青柳菜摘 孵化日記2014-2015 2016/2018 第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」展示より 提供=東京都写真美術館 撮影=大島健一郎

三上晴子 Eye-Tracking Inforamtics 2011/2019

後藤映則 アニマの再創造 2018

シンスンベク・キムヨンフン ノンフェイシャル・ポートレイト 2018

「オープン・スペース」展は、メディア・アート作品をはじめとした、現代のメディア環境における多様な表現を取り上げる、幅広い観客層に向けた展覧会。メディア・アートの代表的な作品や、同時代の技術を取り入れた作品、また批評的な観点を持つ作品や新進アーティストの作品、研究機関で進行中のプロジェクトなどを展示する。

 今年度は、「オープン・スペース 2019 別の見方で(Alternative Views)」と題し、世界、あるいは技術を別のやり方でとらえ直すこと、メディアを通じた別のものの見方を提示することをテーマに開催する。

 参加アーティストは、青柳菜摘、岩井俊雄、梅田宏明、岡ともみ、後藤映則、JODI、シンスンベク・キムヨンフン、グレゴリー・バーサミアン、細井美裕、真鍋大度+坂本洋一+石井達哉、三上晴子、ローサ・メンクマン、リサーチ・コンプレックス NTT R&D@ICC、尾焼津早織、玉木晶子、上村洋一の16組。

 会期中には、アーティストや有識者を招いたトーク、レクチャー、シンポジウム、ワークショップ、作品解説ツアーといった多様なプログラムも予定している。

 本展は、作品理解のための解説とともに、作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションのあり方、または現代のテクノロジー社会について、未来への展望や新しい感性や美意識について考える場となることを目指す。

※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、2月28日より開催中止。