EXHIBITIONS

生きられた庭

京都府立植物園|05.11 - 05.18

京都府立植物園内の様子 © Yuu Takagi

髙橋銑 人間がニンゲンになるとき 2019

野村仁 Tardiology:岐阜 1995

山本修路 静岡の東屋 2018

展覧会キービジュアル

 京都府立植物園という「庭(garden)」を舞台に開催されるガイドツアー形式の展覧会。多様なメディアを用いる現代作家たちが植物園の中で展示を行い、キュレーターが毎回異なるプログラムのツアーで観客を「庭」に案内する。

 参加アーティストは、石毛健太、髙橋銑鉄、多田恋一郎、立石従寛、野村仁、牧山雄平、山本修路の7名。庭園内での絵画展示や、噴水でのオブジェ設置など、各作家の「庭」に対するアプローチによって、「庭」はいきいきとした様相を帯びる。

 1日7回行われるガイドツアーの様子は、映像やテキストで「ドキュメンテーション」としてウェブサイト上に公開。「ナビゲーション」と「ドキュメンテーション」を介することで、現代における「生きられた空間」について再考する試みとなる。

 本展のタイトル「生きられた庭」は、人間の存在だけにとどまらない、多様な生命の営みが宿す「庭」という空間を表したもの。表現者が生み出す芸術空間と、生命が萌む生態系の空間が邂逅する多元的な「生きられた庭」は、「生態系の一部として存在する人間」を思考できる場となるだろう。