EXHIBITIONS

ジョン・ルーリー展「Walk this way」

ワタリウム美術館|04.04 - 07.06

ジョン・ルーリー こちらへどうぞ 2014

ジョンルーリー ヤギとふたつの墓標 2018

ジョン・ルーリー お尻みたいな花を咲かせた木、また満開 2018

 サックス奏者、俳優、そして画家として活動するジョン・ルーリーが、ワタリウム美術館では約9年ぶりの展覧会を開催する。

 ルーリーは1952年生まれ。78年、ギタリストのアート・リンゼイらとジャズ・バンド「ラウンジ・リザーズ」を結成。80年代に『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)、『ダイン・バイ・ロー』(1986)など、ジム・ジャームッシュ監督の映画の音楽を担当するほか、俳優としても出演し、独特の存在感を示した。

 90年代後半にライム病を患い、音楽と俳優活動を休止。2004年より80年代に描いたドローイング作品の発表を始め、「ジョン・ルーリー:works on paper」展(P.S.1、ニューヨーク、2006)、「ジョン・ルーリー展 ドローイング You are Here」(ワタリウム美術館、東京、2010)を開催した。

 バスキアとともに筆をとったこともあるというルーリーの作品は、卓越した構図や技法によって美しい情景が描かれるいっぽう、不条理に対する皮肉が込められている。作品に登場する動物たちは一見弱々しく、しかしマイペースで自由な喜びを伝える。

 本展では、拠点とするカリブの島での暮らしを題材にした近作などを展示。ルーリーの自由でアナーキーな作品世界を紹介する。