EXHIBITIONS

水彩画の魅力

ターナーから清水登之まで

2019.01.12 - 03.24

J・M・W・ターナー メリック修道院、スウェイル渓谷 1816-17頃 栃木県立美術館蔵
館蔵

デイヴィッド・コックス ウォッシング・デイ(洗濯日和) 1840 栃木県立美術館蔵

清水登之 静物 1930年代 栃木県立美術館蔵

川上澄生 窓の風 『主婦之友』5月号表紙案 1921頃 栃木県立美術館蔵

 明治時代に西洋画技法のひとつとして日本の学校教育に取り入れられ普及した水彩画。やがて水彩画ブームが到来すると、水彩画家の大下藤次郎によって専門雑誌『みづゑ』が刊行され、画家たちの関心を集めて様々な表現が花開いた。

 本展は栃木県立美術館のコレクションの中から、J・M・W・ターナーやデイヴィッド・コックス、清水登之、川上澄生、小山田二郎、草間彌生、池田龍雄らによる水彩画約150点を展示。風景画の巨匠ターナーを出発点に、戦後日本の作家たちまで、水彩画の多彩な広がりを紹介する。

 また本展にあわせ、館蔵の清水登之コレクションのうち、水彩画作品全点も一挙に公開される。