EXHIBITIONS
SHIMURAbros「Film Without Film 映画なしの映画」
ポーラ美術館の現代美術展示スペース「アトリウム ギャラリー」で開催される「HIRAKU Project」。第7回では、ベルリンを拠点に映像をはじめとする数々のインスタレーションを手がけてきたSHIMURAbrosの展示が行われている。
SHIMURAbrosは、姉のユカと弟のケンタロウからなるアーティスト・ユニット。映画作家から転身し、アーティストとして「光」「時間」「物語」といった「映画」を構成するテーマに基づいて作品を制作。鏡や光学ガラスなど様々な素材や、3DプリンターやX線CTスキャンといった最新技術を用いた作品は、いずれも「見る」ことを問い、その認識に揺さぶりをかける。
本展では、1920年代のソビエト(ロシア)における実験映画の先駆者、レフ・クレショフの伝説的映画の作品名を冠した《Film Without Film(映画なしの映画)》を発表。本作は映画の一篇をデータ化し、3Dプリンターによって出力した彫刻作品だ。また、2012年に横浜で初公開された《Silver Screen》では、スクリーンに映される光がスクリーンそばの鏡に反射し、作品を見る観客、さらに光を投影するプロジェクターを露わにする。
「見る」ことや作品を見る「私たち」の存在に問いを投げかけるSHIMURAbrosの映像と立体の作品を通じ、映画の誕生から続く映像メディアとリアリティの関係性を再考する。
SHIMURAbrosは、姉のユカと弟のケンタロウからなるアーティスト・ユニット。映画作家から転身し、アーティストとして「光」「時間」「物語」といった「映画」を構成するテーマに基づいて作品を制作。鏡や光学ガラスなど様々な素材や、3DプリンターやX線CTスキャンといった最新技術を用いた作品は、いずれも「見る」ことを問い、その認識に揺さぶりをかける。
本展では、1920年代のソビエト(ロシア)における実験映画の先駆者、レフ・クレショフの伝説的映画の作品名を冠した《Film Without Film(映画なしの映画)》を発表。本作は映画の一篇をデータ化し、3Dプリンターによって出力した彫刻作品だ。また、2012年に横浜で初公開された《Silver Screen》では、スクリーンに映される光がスクリーンそばの鏡に反射し、作品を見る観客、さらに光を投影するプロジェクターを露わにする。
「見る」ことや作品を見る「私たち」の存在に問いを投げかけるSHIMURAbrosの映像と立体の作品を通じ、映画の誕生から続く映像メディアとリアリティの関係性を再考する。