EXHIBITIONS
「ピアニスト」 向井山朋子展
ピアニストとして国際的に活躍する傍ら、自らが振付や演出による舞台作品やインスタレーションなども手がけるアーティスト、向井山朋子の展覧会が開催される。
向井山はオランダ・アムステルダムを拠点に活動。1991年、ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール優勝。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(オランダ)、ニューヨーク・フィルハーモニックをはじめ、各国の楽団にソリストとして招聘され、新作の初演に携わっている。近年はたった一人の観客のためのコンサートや、舞台上に鑑賞者が上がることで成立するパフォーマンスなど、従来の形式にとらわれない作品を発表。一貫して、音楽が演奏される空間と演奏者、観客といったそれに関わる人間の知覚に関心を寄せ、様々な境界を横断する作品の演奏・制作を目指している。
本展は、ピアノのパフォーマンスをベースとした展覧会。演奏は毎日50分~120分行われ、ギャラリー会場はその前後の1時間を含めた4時間のみオープンする。会期初日は11:00から、その次の日は12:00からと、意図的な時差を伴ってゆっくりと回転し、24日間の会期を終えるとき、ギャラリーの時間はもとの時間へと戻っていく。そうして、コンサートホールでも劇場でもない、アート・ギャラリーを舞台に、ピアニストと鑑賞者が交差する時間と空間が生まれる。
向井山はオランダ・アムステルダムを拠点に活動。1991年、ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール優勝。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(オランダ)、ニューヨーク・フィルハーモニックをはじめ、各国の楽団にソリストとして招聘され、新作の初演に携わっている。近年はたった一人の観客のためのコンサートや、舞台上に鑑賞者が上がることで成立するパフォーマンスなど、従来の形式にとらわれない作品を発表。一貫して、音楽が演奏される空間と演奏者、観客といったそれに関わる人間の知覚に関心を寄せ、様々な境界を横断する作品の演奏・制作を目指している。
本展は、ピアノのパフォーマンスをベースとした展覧会。演奏は毎日50分~120分行われ、ギャラリー会場はその前後の1時間を含めた4時間のみオープンする。会期初日は11:00から、その次の日は12:00からと、意図的な時差を伴ってゆっくりと回転し、24日間の会期を終えるとき、ギャラリーの時間はもとの時間へと戻っていく。そうして、コンサートホールでも劇場でもない、アート・ギャラリーを舞台に、ピアニストと鑑賞者が交差する時間と空間が生まれる。