EXHIBITIONS
瀬尾夏美「風景から歌」
瀬尾夏美は1988年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業、同大学院修士課程絵画専攻修了。その土地の人々の言葉と風景の記録を考えながら、絵や文章をつくり出している。2012年より、映像作家の小森はるかとともに岩手県陸前高田市に拠点を移し、地元の写真館で働きながら、対話の場づくりや作品制作に取り組む。
15年には仙台市に移住し、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人「NOOK(のおく)」を創設。主な展覧会に「クリテリオム91」(水戸芸術館、2015)、ヨコハマトリエンナーレ2017(横浜美術館・赤レンガ倉庫、2017)など。著作に「花の寝床/3つの視点」(『ミルフィユ05』所収、赤々舎、2013)。現在も陸前高田での作品制作を軸にしつつ、各地に旅をし、その土地の人々の語りを聞き、物語を書いている。
本展は、震災後、岩手県陸前高田市に拠点を置いたアーティストが、町で聞いた言葉やそこで営まれる暮らしのあり様から編んだ3つの物語『二重のまち』『飛来の眼には』『みぎわの箱庭』を、絵画、ドローイング、テキストで構成する展覧会。会場から徒歩10分の東北リサーチとアートセンターでは、同作家のテキストのみで構成する個展『あわいゆくころ』(2019年1月11日〜2月11日の金土日のみ)が同時開催される。また、2月2、3日には、せんだいメディアテークにて、小森との共同制作してきた映像作品と新作『二重のまち/交代地のうたを編む』の上映会やトークイベントも行われる。
15年には仙台市に移住し、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人「NOOK(のおく)」を創設。主な展覧会に「クリテリオム91」(水戸芸術館、2015)、ヨコハマトリエンナーレ2017(横浜美術館・赤レンガ倉庫、2017)など。著作に「花の寝床/3つの視点」(『ミルフィユ05』所収、赤々舎、2013)。現在も陸前高田での作品制作を軸にしつつ、各地に旅をし、その土地の人々の語りを聞き、物語を書いている。
本展は、震災後、岩手県陸前高田市に拠点を置いたアーティストが、町で聞いた言葉やそこで営まれる暮らしのあり様から編んだ3つの物語『二重のまち』『飛来の眼には』『みぎわの箱庭』を、絵画、ドローイング、テキストで構成する展覧会。会場から徒歩10分の東北リサーチとアートセンターでは、同作家のテキストのみで構成する個展『あわいゆくころ』(2019年1月11日〜2月11日の金土日のみ)が同時開催される。また、2月2、3日には、せんだいメディアテークにて、小森との共同制作してきた映像作品と新作『二重のまち/交代地のうたを編む』の上映会やトークイベントも行われる。