EXHIBITIONS

バブルラップ

「もの派」があって、その後のアートムーブメントはいきなり「スーパーフラット」になっちゃうのだが、その間、つまりバブルの頃って、まだネーミングされてなくて、其処を「バブルラップ」って呼称するといろいろしっくりくると思います。特に陶芸の世界も合体するとわかりやすいので、その辺を村上隆のコレクションを展示したりして考察します。

熊本市現代美術館|12.15 - 03.03

Photo by Tomohiko Tagawa

 アーティストとしてだけでなく、コレクター、キュレーター、ギャラリストとしての顔を持つ村上隆。近年は日本の現代美術と現代陶芸に深い関心を寄せ、そのコレクションを紹介する展覧会を企画してきた。

 本展は、村上のコレクションをもとに、バブル経済崩壊後から作家が提唱した「スーパーフラット」までに誕生した芸術の動向と文脈を考察し、日本の戦後現代美術を新しい視点で解釈しようという試み。

 バブル経済期を中心とするアートムーブメントを中心に、1990年以降の日本陶芸芸術における「失われた20年」をあわせて俯瞰し、その全体像を包括する言葉として村上が新たな生み出した「バブルラップ」をキーワードとする。

 「スーパーフラット」がアート界に一石を投じ、「芸術とは何か?」という疑問に立ち向かってきた村上の最新のアイデアに触れられる機会となるだろう。