EXHIBITIONS

アニッシュ・カプーア IN 別府

別府公園|10.05 - 11.24

アニッシュ・カプーア Leviathan 2011 Monumenta 2011, Grand Palais, Paris Photoby Dave Morgan © Anish Kapoor, 2018

アニッシュ・カプーア Sky Mirror 2006 Photo by Seong Kwon Photography © Anish Kapoor, 2018

 国際的に活躍する1組のアーティストを招き、地域性を活かしたアートプロジェクトを実現する個展形式の芸術祭「in BEPPU」。今年は、現代美術の分野においてもっとも重要なアーティストのひとりとして国際的に注目される、アニッシュ・カプーアを迎える。

 カプーアは1954年インド・ムンバイ生まれ。第44回ヴェネチア・ビエンナーレでイギリス代表に選ばれ、デュエミラ賞を受賞(1990)。その後の受賞歴に、ターナー賞(1991)、高松宮殿下記念世界文化賞(2011)、ジェネシス賞(2017)がある。また、13年には文化貢献で認められ、ナイトの称号を授与された。

 恒久設置されたコミッション作品に、シカゴ ミレニアム・パークの 《クラウド・ゲイト》(2004) 、ロンドンオリンピック・パークの 《オービット》(2012)、世界初の空気注入による可動式コンサートホール《アーク・ノヴァ》(2013)など。2012年のロンドンオリンピックでの記念モニュメント制作や、15年にヴェルサイユ宮殿で行った個展などで知られるカプーアのダイナミックな作品は、「表と裏」「陰と陽」 といった対極にあるものが共存し、シンプルなかたちと独自の素材の選択によって鑑賞者に広い視野と深い思考をもたらす。

 本展では、山と海の間に位置する別府公園を会場に、3つのプロジェクトを展開。まるで宇宙空間のような無限の闇が広がる世界初公開の新作《void the pavilion(仮)》 と、大地や身体の内側から湧きあがるエネルギーを感じさせる作品群で構成される企画展「コンセプト・オブ・ハピネス」、そしてこれらを繋ぐ存在として日本初公開となる代表作のひとつ《Sky Mirror》 を位置づける。