EXHIBITIONS
特別展 京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ
鎌倉時代初期に開創された古刹・大報恩寺が誇る、慶派仏師の名品が一堂に集う展覧会が開催される。
大報恩寺は1220年に義空によって平安京内裏(現・京都市上京区)に近い場所に建てられ、仏師・行快作の《釈迦如来坐像》を本尊とし、千本釈迦堂の通称で親しまれてきた。同寺には、行快の師で、鎌倉の彫刻様式完成の一翼を担った快慶の晩年の傑作《十大弟子立像》ほか、行快とほぼ同世代で、運慶の晩年の弟子である肥後定慶作の《六観音菩薩像》など、鎌倉彫刻の名品が数多く収められている。
本展では、大報恩寺での当初の安置状況を踏まえながら、《釈迦如来坐像》、《十大弟子立像》の全10体を寺外で初公開。また、後期(10月30日〜)では《六観音菩薩像》の光背を取り外し、前後期で仏像の違う表情、魅力を堪能できる。
大報恩寺は1220年に義空によって平安京内裏(現・京都市上京区)に近い場所に建てられ、仏師・行快作の《釈迦如来坐像》を本尊とし、千本釈迦堂の通称で親しまれてきた。同寺には、行快の師で、鎌倉の彫刻様式完成の一翼を担った快慶の晩年の傑作《十大弟子立像》ほか、行快とほぼ同世代で、運慶の晩年の弟子である肥後定慶作の《六観音菩薩像》など、鎌倉彫刻の名品が数多く収められている。
本展では、大報恩寺での当初の安置状況を踏まえながら、《釈迦如来坐像》、《十大弟子立像》の全10体を寺外で初公開。また、後期(10月30日〜)では《六観音菩薩像》の光背を取り外し、前後期で仏像の違う表情、魅力を堪能できる。