EXHIBITIONS
ギムホンソック「EVERY, DAY, ACTS, LIKE, LIFE」
韓国のコンセプチュアル・アーティスト、ギムホンソックがペロタン東京での初個展を開催する。
ギムホンソックは1964年生まれ。ソウル大学校で彫刻を専攻し、87年の卒業後はドイツ・デュッセルドルフ美術アカデミー大学院で学ぶ。コンセプチュアル・アートの様式に影響されることなく、これまで映像、パフォーマンス、インスタレーション、ペインティング、スカルプチャーなど、数多くの表現手段を大胆に用いて作品を制作。日常的な形状に抽象的な意味合いを吹き込み、変化する経済や文化の体系下で、アートがどのように存在できるのか探究している。
2005年には韓国を代表するアーティストのひとりとして、第51回ヴェネチア・ビエンナーレに参加し、12年にKorea Artist Prizeを受賞。また、日中韓の3人組のアーティスト集団「Xijing Men(西京人)」の一員としても活動している。
本展では、シリーズ「不適切(EVERY, DAY, ACTS, LIKE,LIFE)」より、複数のツイスト・バルーンの形状に鋳造したブロンズ製のスカルプチャー3点、壁画に加えて、細い筆と木製の箸を使って描いた油絵2点、鋳造された樹脂製スカルプチャー1点を展示。自国の伝統を利用しながら、フラット化した世界へと統合されていく韓国社会をかたちづくる思考様式や承認基準、政治に問いかけ続ける、ギムホンソックの核心を概観する。
ギムホンソックは1964年生まれ。ソウル大学校で彫刻を専攻し、87年の卒業後はドイツ・デュッセルドルフ美術アカデミー大学院で学ぶ。コンセプチュアル・アートの様式に影響されることなく、これまで映像、パフォーマンス、インスタレーション、ペインティング、スカルプチャーなど、数多くの表現手段を大胆に用いて作品を制作。日常的な形状に抽象的な意味合いを吹き込み、変化する経済や文化の体系下で、アートがどのように存在できるのか探究している。
2005年には韓国を代表するアーティストのひとりとして、第51回ヴェネチア・ビエンナーレに参加し、12年にKorea Artist Prizeを受賞。また、日中韓の3人組のアーティスト集団「Xijing Men(西京人)」の一員としても活動している。
本展では、シリーズ「不適切(EVERY, DAY, ACTS, LIKE,LIFE)」より、複数のツイスト・バルーンの形状に鋳造したブロンズ製のスカルプチャー3点、壁画に加えて、細い筆と木製の箸を使って描いた油絵2点、鋳造された樹脂製スカルプチャー1点を展示。自国の伝統を利用しながら、フラット化した世界へと統合されていく韓国社会をかたちづくる思考様式や承認基準、政治に問いかけ続ける、ギムホンソックの核心を概観する。