EXHIBITIONS
みんなのレオ・レオーニ展
赤い色をした兄弟の中で唯一黒い魚の物語『スイミー』が小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれる絵本作家のレオ・レオーニ。イタリアをはじめ欧米各地で活動した後、1939年アメリカに亡命し、グラフィックデザイナーとして活躍。59年、子供の絵本に初めて抽象表現を取り入れた『あおくんときいろちゃん』を出版して以降、40冊近くの絵本を世に送り出し、ねずみの『フレデリック』やしゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「じぶんとは何か」を模索し学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなど様々な技法によって描いた。
本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯と重ね合わせながら絵本原画を展示するほか、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動を約200点の作品で紹介。レオーニが子供の絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも焦点を当てる。また『スイミー』の幻とされた原画5点も見どころのひとつだ。
本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯と重ね合わせながら絵本原画を展示するほか、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動を約200点の作品で紹介。レオーニが子供の絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも焦点を当てる。また『スイミー』の幻とされた原画5点も見どころのひとつだ。






