EXHIBITIONS

篠田桃紅 静謐な白

 岐阜県関市の岐阜現代美術館桃紅館で「篠田桃紅 静謐な白」が開催されている。会期は9月19日まで。

 篠田桃紅(1913〜2021)は、水墨の仕事をするたびに、墨色とその余白に生まれる白に惹かれ、墨と紙に対峙しながら日々制作を続けていた。墨と紙が見せる折々の表情を繊細に感じ取り、墨と白が響き合う表現を追求した。

 本展では、桃紅作品のなかから、墨とともにある「白」に焦点をあてる。墨の線や点によって生まれる余白の白や、深遠な墨色の面を走る胡粉の白い線に注目し、墨と拮抗し響き合いながら空間を形づくる「白」の表現を紹介する。