EXHIBITIONS

― 「あの日」の夏至(かーち)南風(べー)にのって ―

田島征彦 おきなわ絵本原画展

2026.06.11 - 08.30
 沖縄県宜野湾市の佐喜眞美術館で「―『あの日』の夏至(かーち)南風(べー)にのって―田島征彦 おきなわ絵本原画展」が開催されている。会期は8月30日まで。

 田島征彦は1940年大阪府堺市生まれ。高知県の自然豊かな山村で少年時代を過ごした。児童文学作家・灰谷健次郎との出会いを機に沖縄の自然や風土に魅せられ、40年以上にわたり沖縄を題材とした絵本を制作してきた。『じごくのそうべえ』(童心社、1978)など多くの著作を手がけ、本土復帰50年を迎えた2022年に刊行した『なきむし せいとく』(童心社)で第54回講談社絵本賞を受賞した。

 本展では、約半世紀にわたり沖縄に通い続けるなかで描かれた絵本作品のうち、最新刊『ガージュー先生 対馬丸事件を生き抜いた少女の物語』(童心社、2026)をはじめ、沖縄をテーマにした絵本『てっぽうをもったキジムナー』(童心社、1996)、『そうべえとキジムナー』(童心社、2018)、『なきむし せいとく』(童心社、2022)の4冊の絵本原画と型絵染の布作品を展示。沖縄への思いを型紙に刻み、染め込んできた田島の絵本世界を紹介する。