EXHIBITIONS
森夕香「霧露」
Yutaka Kikutake Gallery Kyobashiで、森夕香による個展「霧露」が開催されている。
森夕香は1991年滋賀県生まれ。現在は京都を拠点に活動。日本画の顔料と支持体を基盤に、人と植物を主題とした制作を行ってきた。幼少期の環境に由来する自然や植物への感受性と、身体表現の実践経験にもとづく身体性への関心を背景に、人と人、人と植物、植物同士が融合する連続体のイメージを描いている。
本展では、より日常的に採集された素材をもとに、人と植物の連続体、ならびに網の目のような有機的で混沌とした植物の形態を主題とする「Mesh」シリーズを中心に、8点前後の新作を展示。人と自然の境界に対する考察は、有機的かつ流体的なモチーフとして画面上に示されてきた。本展の出品作は、これまでの取り組みの延長に位置づけられ、季節の移り変わりや街中の植物、風景、会話といった自身の日常に根差した視点を起点としている。
描かれる「図」と、描かれなかったことで背景として想像される「地」の関係性、秩序の変化によって「地」が「図」へ、「図」が「地」へと移行する流動性の探究は、森の制作における特徴のひとつとなっている。「Mesh」シリーズでは、画面を覆う植物の有機的な形態がその試みを示している。また、窓を介した建物の内と外の循環を描く試みを継続してきた森は、本展において、身体の内と外に関わる感覚を契機とした新たな有機的フォルムの探究に取り組んでいる。
森夕香は1991年滋賀県生まれ。現在は京都を拠点に活動。日本画の顔料と支持体を基盤に、人と植物を主題とした制作を行ってきた。幼少期の環境に由来する自然や植物への感受性と、身体表現の実践経験にもとづく身体性への関心を背景に、人と人、人と植物、植物同士が融合する連続体のイメージを描いている。
本展では、より日常的に採集された素材をもとに、人と植物の連続体、ならびに網の目のような有機的で混沌とした植物の形態を主題とする「Mesh」シリーズを中心に、8点前後の新作を展示。人と自然の境界に対する考察は、有機的かつ流体的なモチーフとして画面上に示されてきた。本展の出品作は、これまでの取り組みの延長に位置づけられ、季節の移り変わりや街中の植物、風景、会話といった自身の日常に根差した視点を起点としている。
描かれる「図」と、描かれなかったことで背景として想像される「地」の関係性、秩序の変化によって「地」が「図」へ、「図」が「地」へと移行する流動性の探究は、森の制作における特徴のひとつとなっている。「Mesh」シリーズでは、画面を覆う植物の有機的な形態がその試みを示している。また、窓を介した建物の内と外の循環を描く試みを継続してきた森は、本展において、身体の内と外に関わる感覚を契機とした新たな有機的フォルムの探究に取り組んでいる。
