EXHIBITIONS

進藤環「In Shadows」

2026.02.05 - 02.22
 EUREKAで、進藤環の個展「In Shadows」が開催される。

 進藤は、福岡を拠点に活動する写真家。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了後、東京綜合写真専門学校を卒業する。2009年よりコラージュや複写といった技法をもちい、写真として成り立つ条件の臨界を探る作品発表を行ってきた。主な個展は、「風になる」(宮崎県立美術館、2019)、「仙人のいる島」(ギャラリー・アートアンリミテッド、東京、2017)など。14年に写真集『飛び越える、道をつないで』を刊行した。現在、九州産業大学芸術学部写真・映像メディア学科准教授を務める。

 本展では、新作シリーズ「In Shadows」を紹介。本シリーズは、光が欠けたときに生じる影の色に注目し、青や紫を帯びる影、湿度によって変化する色彩といった、光が物体に触れた後に立ち現れる色のあり方を主題とする。進藤はこれまで、地層や樹木など時間が積層した被写体を通して、目に見えない時間のかさなりを撮影してきた。本展では、自作の印画紙をももちい、「画像の定着」のあり方を探りながら、対象に潜む時間の層を映し出す作品を展示する。