EXHIBITIONS
企画展
屏風 黄金の調度
相国寺承天閣美術館で、企画展「屏風 黄金の調度」が開催されている。
日本の家屋の調度品のなかで屏風は部屋の仕切りとして用いられ、2枚、6枚とつながる画面は折り目に沿って立体的に視覚に迫る。とくに金地に描かれた画題は大きな存在感を持ち、中国の故事、日本の風俗、四季の花鳥など、題材は多岐にわたる。
本展では、相国寺に伝来した屏風群を中心に、水墨、金地の屏風など館蔵品を公開している。
相国寺に伝わる江戸時代から近代の什物目録には複数の金屏風が記されており、後水尾院や宮家の寄進による金屏風も含まれる。これらは実用品の枠を越え、寺宝として扱われてきた作品であり、その由緒を示す屏風を展示している。
また、建物内で視覚的な印象を大きく左右する障壁画のうち、床の間脇の棚を仕切る小襖にも注目。慈照院の山水小襖などを初公開し、鹿苑寺大書院に残る障壁画群のうち、一之間と四之間の小襖として住吉如慶筆の作品を紹介する。
日本の家屋の調度品のなかで屏風は部屋の仕切りとして用いられ、2枚、6枚とつながる画面は折り目に沿って立体的に視覚に迫る。とくに金地に描かれた画題は大きな存在感を持ち、中国の故事、日本の風俗、四季の花鳥など、題材は多岐にわたる。
本展では、相国寺に伝来した屏風群を中心に、水墨、金地の屏風など館蔵品を公開している。
相国寺に伝わる江戸時代から近代の什物目録には複数の金屏風が記されており、後水尾院や宮家の寄進による金屏風も含まれる。これらは実用品の枠を越え、寺宝として扱われてきた作品であり、その由緒を示す屏風を展示している。
また、建物内で視覚的な印象を大きく左右する障壁画のうち、床の間脇の棚を仕切る小襖にも注目。慈照院の山水小襖などを初公開し、鹿苑寺大書院に残る障壁画群のうち、一之間と四之間の小襖として住吉如慶筆の作品を紹介する。

