MEDIA PRACTICE 24-25

　東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎で「MEDIA PRACTICE24-25」が開催される。

　MEDIA PRACTICEは、メディア映像専攻の修⼠2年⽣による修了制作展と、修⼠1年⽣による1年次成果発表をあわせた展覧会。本年度は上映作品を中⼼に、上演、展⽰、ゲームなど出展作品の形態は多岐にわたる。

　ここに共通するのは、分野や領域を問わずにひとつの場で学び、つくられたということである。同時代芸術を考えるうえで、様々な芸術表現が交差する場、その意味がここにはあり、「何を表現として投げかけるのか」「そもそもこれはいったい何だろうか」「何を刷新しようとしているのか」こうした⼀つひとつの探究が作品に批評性を与え、現在と歴史とのつながりを⽣み出していく。

　いっぽうで、本展の出展作家たちが⼿を動かしてつくり出したものには、つくり⼿⾃⾝の何かが現れている。⾃らの⽣のあり⽅に奔⾛したり、その複雑さを受け⼊れたりして、表現することと向きあってきた作家たちの作品が並ぶ。