EXHIBITIONS

企画展

読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー

2024.12.18 - 2025.01.26, 2025.01.28 - 03.02

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 すみだ北斎美術館で、企画展「読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー」が開催される。

 江戸時代に使用していた太陰太陽暦では、現在の暦とは異なり、月の日数は、30日(大の月)か29日(小の月)で、毎年同じ月でも日数が変化していた。そのため、生活のうえでは、その年の何月が大の月か、小の月か、を知ることが重要であった。そこで、小さな摺物(非売品の私的な版画)に描かれた絵の中に大小の月をしのばせて、ユーモアやウィットに富んだデザインの暦が制作されるようになった。これが絵暦(えごよみ)と呼ばれる、江戸時代に大流行した暦である。

 本展では、すみだ北斎美術館が所蔵する絵暦を展示し、江戸時代に栄えた暦の文化の一側面を紹介する。