EXHIBITIONS

瑞祥のかたち

皇居三の丸尚蔵館
2025.01.04 - 02.02, 2025.02.04 - 03.02

伊藤若冲 国宝 動植綵絵 老松白鳳図 1766頃年 展示期間:2月4日〜3月2日

 皇居三の丸尚蔵館で「瑞祥のかたち」が開催される。

 新しい年の到来を喜び、人生の節目に幸福を願う気持ちは、古くから様々な造形にたくされてきた。なかでも、古代中国において不老不死の仙人が住むと考えられた蓬莱山は、日本では吉祥図として描かれ、長寿を象徴する鶴と亀が添えられた島台などの縁起物としても表された。

 また古くより鳳凰は高貴さの象徴として絵画や工芸に取り込まれ、皇室ゆかりの品々には数多く登場。そして空想上の霊獣である麒麟と唐獅子も、泰平の願いをこめて表現されてきた。本展では、めでたいことの訪れを告げるこれら「瑞祥」の造形美を紹介。