EXHIBITIONS

丸山常生 時のゆらぎ ー 6日間のインスタラクションによる

The Fluctuation of Time – 6 Days of Install-action

gallery21yo-j
2024.12.07 - 12.09, 2024.12.12 - 12.14

photo:Rolf K.Wegst(2022)

 gallery21yo-jで丸山常生の個展「時のゆらぎ ー 6日間のインスタラクションによる The Fluctuation of Time - 6 Days of Install-action」が開催される。

 丸山は、1982年に東京藝術大学大学院美術研究科 絵画専攻を修了。79年の活動開始から、その時代を生きる人々を取り巻く「環境」のフィールドワークをベースとしてきた。自身が設定した領域と、そこを共有するヒトの知覚や認識、身体による行為のあいだで生じる心理的な変動を契機とし、その場その時固有のインスタレーションやパフォーマンスが生成される。2000年代以降、このような造形的なモノづくりと身体行為のコトづくりを統合した方法「インスタラクション(install-action)」を試みている。

 本展に際し、丸山は以下のステートメントを発表している。

「揺れ動く『いま・ここ』を起点とする存在と消失のあいだに浮かぶ私たちの『生』、そして構築と崩壊を繰り返す私たちを取り巻く『環境』。変動する世界における未完了相の『時』を想起し、6日間の『インスタラクション(install-action)』をする」。