EXHIBITIONS
隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編
姫路市立美術館で「隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編」が開催される。
本展の根幹をなすテーマは「姫路の三大建築美の真髄と可能性 姫路城、圓教寺そして美術館」だ。このテーマをもとに、東京オリンピックの新国立競技場の設計者である建築家・隈研吾が出したコンセプトは、姫路城は「ツンツン」、圓教寺は「パラパラ」、美術館は「コツコツ」というオノマトペだった。
この「オノマトペ」は、およそ建築とはかけ離れた言葉のように感じるが、日本文化のなかで使われてきたある種固有の言葉であり、物事を感覚的に、しかし共感をもって理解し受け止めることのできる表現であるといえる。隈は、このオノマトペを自身の事務所でのやりとりで頻繁に使うという。
本展では、姫路城、圓教寺、美術館をオノマトペで表現し紹介することで、それらの建築をヒューマンスケールでとらえ直し、またそこから連想する隈自身の建築作品を、模型や写真を通して紹介。また本展は、圓教寺での《くぎくも》の展示や「はづき茶屋プロジェクト」、12月7日より開催のコレクションミーツ展ともつながりつつ、さらに建築マップの配布や建築ツアーの実施によってまちと人と有機的なつながりを持ちながら展開する。
本展の根幹をなすテーマは「姫路の三大建築美の真髄と可能性 姫路城、圓教寺そして美術館」だ。このテーマをもとに、東京オリンピックの新国立競技場の設計者である建築家・隈研吾が出したコンセプトは、姫路城は「ツンツン」、圓教寺は「パラパラ」、美術館は「コツコツ」というオノマトペだった。
この「オノマトペ」は、およそ建築とはかけ離れた言葉のように感じるが、日本文化のなかで使われてきたある種固有の言葉であり、物事を感覚的に、しかし共感をもって理解し受け止めることのできる表現であるといえる。隈は、このオノマトペを自身の事務所でのやりとりで頻繁に使うという。
本展では、姫路城、圓教寺、美術館をオノマトペで表現し紹介することで、それらの建築をヒューマンスケールでとらえ直し、またそこから連想する隈自身の建築作品を、模型や写真を通して紹介。また本展は、圓教寺での《くぎくも》の展示や「はづき茶屋プロジェクト」、12月7日より開催のコレクションミーツ展ともつながりつつ、さらに建築マップの配布や建築ツアーの実施によってまちと人と有機的なつながりを持ちながら展開する。