Reframing, vol.2

　YOD Galleryで、陶芸作家6名による展覧会「Reframing, vol.2」が開催されている。

　同廊にて第1回目に行われた陶芸作家6人展「Reframing」（2022）では、秋永邦洋、竹内紘三、増田敏也がそれぞれ推薦した岡安真美、安井ちさと、山本朱で、各自の時代性や環境から「陶芸の再解釈」をテーマに展示を行った。

　第2回目となる本展では、秋永邦洋、竹内紘三、増田敏也がアイザワリエ、乙うたろう、白井渚を推薦し開催。

　陶芸の造形のおもしろさを問うたとき、作家ごとに素材の解釈は異なるが、共通しているのは自身の表現に素材をうまく利用し、素材の表現ジャンルを超えて作品を生み出しているところだとしている。

　本展では、秋永、竹内、増田が推薦した3名（アイザワ、乙うたろう、白井）が1990年代生まれということもあり、生まれ世代による物事のとらえ方や思考の差による作品表現の違いに注目。世代の異なる6名が一堂に集い、互いの世代感覚が刺激し合う展示空間が生まれることを目指す。