EXHIBITIONS
SIMON 新作展「ALIEN NEO」
銀座 蔦屋書店で、画家/イラストレーターとして活動するSIMONの新作展示「ALIEN NEO」をが開催されている。
SIMONは1997年東京生まれ、現在は福岡を拠点に画家・イラストレーターとして活動。これまでにニューヨーク、東京、台北の3都市で巡回展を行うなど、国内外で制作・展示を行ってきた。幼少期にSIMONは、自身の持つ女性的な感性を周囲に揶揄されることも多く、集団生活のなかに馴染むのに苦労したという。そんなSIMONにとって「描く」という行為は、生活のなかで感じる孤立感を解消するための自己表現の手段だった。また、トランスジェンダーとして生きる父親の親友との出会いが、SIMONの創作活動やインスピレーションの後押しになったと語っている。
SIMONはドラえもんを生み出した画家の藤子・F・不二雄や、関節人形を生み出した四谷シモンの作品に影響を受け、幼少期から親しんだサンリオやディズニーのキャラクターの造形を、1990年代のジャパニーズポップや現代のモードとリミックスすることで、未来的で幻想的なファンタジーの世界に転換。SIMONの描くキャラクターは、長いまつ毛と大きな瞳、ユニークな服装が特徴的なエイリアン(宇宙人)がモチーフとなっている。エイリアン(alien)という言葉には、宇宙人や外国人という意味のほかに、「別の〜/異なる〜」といった意味も含まれ、鮮やかな色彩で描いたエイリアンたちは、性別や身体的特徴にとらわれない無限の可能性を表現している。
本展では、24年に制作された新作4点を中心に発表。
SIMONは1997年東京生まれ、現在は福岡を拠点に画家・イラストレーターとして活動。これまでにニューヨーク、東京、台北の3都市で巡回展を行うなど、国内外で制作・展示を行ってきた。幼少期にSIMONは、自身の持つ女性的な感性を周囲に揶揄されることも多く、集団生活のなかに馴染むのに苦労したという。そんなSIMONにとって「描く」という行為は、生活のなかで感じる孤立感を解消するための自己表現の手段だった。また、トランスジェンダーとして生きる父親の親友との出会いが、SIMONの創作活動やインスピレーションの後押しになったと語っている。
SIMONはドラえもんを生み出した画家の藤子・F・不二雄や、関節人形を生み出した四谷シモンの作品に影響を受け、幼少期から親しんだサンリオやディズニーのキャラクターの造形を、1990年代のジャパニーズポップや現代のモードとリミックスすることで、未来的で幻想的なファンタジーの世界に転換。SIMONの描くキャラクターは、長いまつ毛と大きな瞳、ユニークな服装が特徴的なエイリアン(宇宙人)がモチーフとなっている。エイリアン(alien)という言葉には、宇宙人や外国人という意味のほかに、「別の〜/異なる〜」といった意味も含まれ、鮮やかな色彩で描いたエイリアンたちは、性別や身体的特徴にとらわれない無限の可能性を表現している。
本展では、24年に制作された新作4点を中心に発表。