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特別展 生誕270年 長沢芦雪 

ー奇想の旅、天才絵師の全貌ー

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 大阪中之島美術館で 「特別展 生誕270年 長沢芦雪 ー奇想の旅、天才絵師の全貌ー」が開催されている。

 伊藤若冲、曽我蕭白とともに 「奇想の画家」のひとりとして近年国内外から注目を集める長沢芦雪(1754 〜1799)の画業を紹介する、大阪で初となる回顧展となっている。

 芦雪は江戸時代中期に京都で活躍した画家で、写生画の祖、円山応挙の高弟。卓越した描写力に加えて、奇抜な着想と大胆な構図、また人を驚かせ楽しませようというサービス精神や面白みで、独自の世界を展開し人気を博した。絵を描くことが好きで、常に新しい表現や技法を追求し、精力的に活動した芦雪。多くの傑作は200年以上経ったいまも、観る人を魅了してやまない。

 本展では、初公開作品も含め、初期から晩年までの選りすぐりの優品を一堂に展覧し、奇想の天才絵師、長沢芦雪の魅力に迫る。